□補足(2020.12.10)
ゴートゥーイート(go to eat) キャンペーンは11月14日付で予算切れの為打ち切りになっています。
事業予算616億円あり、開始当初は1日当たり6億~7億円分だったが、10月末ぐらいからペースが加速し、11月初旬には1日当たり約17億円分になった。ただ、飲食関係者からもお客様が戻ってきた感じがあったタイミングでの打ち切りの為、ゴートゥーイート(go to eat)復活の声も多い。
コロナで様々なところでダメージを受け、
ある意味で日本再生と言わんばかりの勢いをつけなければ、
この先の飲食業の未来はないのは誰の目から見ても明らかでしょう。
実際は、全てが解禁になり、これからの矢先に、
東京から再びレッドゾーンに突入し不穏な空気が流れ。
国会では、今回のキャンペーンは時期尚早などと・・・荒れています。
新型コロナウィルスの影響で大きなダメージを受けている観光・運輸・飲食・エンターテインメント業を
支援するため、需要喚起のキャンペーンとしてGo To キャンペーンが実施されます。
「Go To Travel(観光)キャンペーン」
「Go To Eat(飲食)キャンペーン」
「Go To Event(イベント・エンターテインメント)キャンペーン」
「Go To 商店街キャンペーン」の4つに分かれており、
割引・クーポンを使って消費者がお得にサービスを受けられるというもの
大きく考えると、活性事業なのですが、完全に落ち着いていない中での、
政府の事業計画なので、周囲からの反発の声もあります。
それに伴い、ルール不明の部分も多く、またこれを執筆している段階では
東京は除外対象(2020.07.20)などややこしくなっているのは現実です。
農林水産省は(2020.07.17の段階)、新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食業界の支援策として掲げた
「Go To イート」の事務委託先の公募開始を延期した。
先行する観光支援の「Go To トラベル」のプロジェクトが飛び火し、国会では軽い炎上になり、
イベント業界支援を担当する経済産業省も内容の見直しに着手。
全国一斉ではなく、感染状況に配慮して地域ごと応じた段階での事業を始める可能性もある事を示唆した。
実際には手広く広げすぎて、何かあったときの追跡が不可能な事が多すぎるのが、原因の一つであろうと
言われています。
「イート」事業の予算は2003億円
オンライン予約サイトを通じた飲食店の利用で最大千円分のポイント還元を受けられる。
予約サイトになじみが薄い人向けには2割相当の割引となる食事券を発行する。
もしかすると、最終的に実施の見送り、先送りが懸念されるが、現状で解っている、
Eatについて、少し紹介してみましょう。
●オンライン飲食予約サイト経由(要は、グルメサイトです)で、
期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し
飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり 1000円分)
●登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行
(出典:令和2年4月7日 令和2年度国土交通省関係補正予算の概要)
つまり、「予約来店した飲食店で割引が受けられる」ものと、
「一部の店舗で利用できる2割程度の割引食事券がもらえるもの」の2つがあります。
2つは同時に利用することはできません。
これに関しては、基本的に資本がある大手企業が行うのが前提になっているようです。
知っておかなければいけない、注意するポイント!
●国からもらえるのは現金ではなくポイント、大事な事なので!
「最大一人あたり1000円」となっていますが、
実際には現金でもらえるのではなく、予約して来店した飲食店でポイントが付与されるようです。
ユーザーや店舗からしてみれば、現金ではないので嬉しさは半減しますが、
考え方を変えたら、再来店の仕組みや顧客拡大につながる要因を含んでいます。
まだ始まっていないので、何とも言えませんが
店舗の施策として、eatをご利用のお客様に、赤字にならない程度のプレゼントや
特典を独自でつける事で、お店を選んでもらえる確率が上がるのではないでしょうか?
例えばですが、店舗で作成している「店舗公式ライン」などで、告知を行い
その際に、グルメサイトのURLを貼って、送るだけで、
店舗の利用確率が上がると思いません?
中身の詳細をわかっている範囲で書きますが
割引金額ですが、例をあげると次のようになります。
《4人で1200円のランチを予約・来店した場合》
割引ポイント1000円×4名=4000円のポイント
支払いの際に予約をした人にまとめて4000円の割引ポイントが付与されます。
このポイントは4人で分割することはできません。
●プレミアム付き食事券もあり
登録された一部店舗で使える食事券もあるようです。最大で2割相当の割引です。
●割引を受けるにはオンライン予約が必要
ふらっとお店に入ってすぐ割引を受けられるサービスではなく、
事前にオンライン予約が必要です。
オンライン飲食予約サイトで予約→お店で支払いの際にポイント付与という流れになります。
ということは、会社使いは厳しいので、家族での利用にシフトして、
お得に使ってもらうのが賢い使い方なのではないでしょうか。
それでは、使い方はどうなっているの?
「オンライン飲食予約サイトで予約」となっていますが、
どのサイトから予約すればいいのでしょうか?
実はまだ具体的なサイト名などは発表されていませんが、
代表的な飲食予約サイトには次のようなものがありますね。
ホットペッパーグルメ
ぐるなび
一休.com
食べログ
どのタイミングで使えるポイントなのかというのも気になりますね。
食料産業局食品製造課外食産業室に問合せしたところ、
ポイントは予約来店した飲食店で支払いの際に付与されます。
そして利用できるのは次回以降となります。
予約来店した日の飲食代が割引されるわけではないので注意が必要ですね
こちらも、言い方を変えると告知をきちんと行い、
お客様にお伝えしなければ事項となります。
お客様がルールをきちんと理解してくることはないと、
最初から設定しておけば、いらぬトラブルは回避できるかと考えられます。
Go To Eatキャンペーンについては、
他のGo To キャンペーンと同じく、利用開始時期、利用できるオンライン予約サイト
そしてどのお店が対象になるのかなど、まだ決まっていないことがほとんど。
新情報が待たれるところですねので、決まってからプランを作るのではなく。
いくつかのパターンで用意して、随時対応していくのが得策なのかもしれません