「正社員にならないか?」
アルバイトとして働いているとそう声をかけられていることありませんか?
でも、アルバイトとの違いって具体的になんだろう?
社員になると何が変わるんだろう?
わからないと承諾するのも不安になりますよね。
そこで今回の記事では、飲食店でのアルバイトと正社員の大きな違いを書かせていただきました。
・正社員の承諾で迷われている方
・将来社員として働いてみたい方
・これから働く予定のある方
一つでも当てはまる方はぜひチェックしてみてくださいね。
社員とアルバイトの大きな違いは「責任」です。
責任が伴う分、福利厚生はアルバイトより充実します。
ただ、代わりに勤務先や休日の自由度はアルバイトより下がりがちに。
何にでも言えることですが、結局どっちがいいかは自分の性格や状況によるんですよね。
例えば、突発的にお休みを取る必要がある人は正社員よりアルバイト。
逆に、長期的に働きたい人はアルバイトより正社員のほうが向いています。
でも、どっちがいいか詳しい状況がわからないと判断も難しいですよね。
アルバイトの給与は、地域にもよりますが都内だと時給1300円が平均だと言われています。
最低時給が1113円なので、最低時給より少し高いくらいですね。
正社員の給与は平均して月25万円〜30万円ほど。
どちらも同じ日数働くと、差額はざっくり計算して100〜300円くらい正社員のほうが高いです。
それに加え、確実にフルで入れる社員の方と違い、アルバイトは入れる時と入れない時があります。
しっかり稼ぎたいなら、アルバイトより確実に正社員を選ぶべきですね。
正社員の休日数は平均して8〜10日。
週休にすると2日ほどです。
逆にアルバイトは、店舗側の指定する最低限のシフトさえ入れば(2〜3日ほど)自由に決められます。
時間も、正社員は8時間入らなければならないのに対し、アルバイトは時短勤務なども可能。
給与が立場や保証されているぶん正社員の自由度は低いと言えるでしょう。
時間や休日数の自由はアルバイトに軍盃が上がりそうです。
大手チェーンなどの場合、正社員の方は1店舗でなく2〜3店舗ほど通える場所に住んでいる必要があります。
飲食店で働いていると、たまに「人足りないから応援に来てくれるよ!」なんてことがありますよね。
そういったことに対応してくれるのは、ほぼ社員さんです。
全国に店舗がある大きなところは、転勤は必須な企業さんも多いので「転勤は基本ある」と考えたほうが安全ですね。
もちろん企業によるので、詳しいことは募集要項・先輩社員に確認してみてください。
ちなみにアルバイトは転勤などは全くありません。
一概に「どちらがいい」と言えるわけではありませんが、例えば実家を離れられない事情がある場合は企業を選ぶ必要があります。
福利厚生は正社員よりアルバイトのほうが圧倒的に充実しています。
社会保険をはじめとして、資格取得手当、家賃補助、寮などがある会社もあるので独立にはピッタリです。
逆にアルバイトの場合は福利厚生は基本ありません。
もちろん適応している企業もあるので、詳しいことは募集要項・先輩社員に確認してみてください。
福利厚生の内容は会社によって異なりますが、家賃補助や引越し費用の負担は転勤のある企業さん支給してくれるところが多いです。
他にも制服が支給されるのか、まかないがあるかなどなど、気になるところは必ず募集要項を確認するようにしましょう。
知らなかっただけでもっとお得なるかもしれません。
働く年数にもよりますが、アルバイトより正社員のほうが転職などで有利に働くケースが多いです。
「社会人経験○年以上〜」
求人票でこんな文言を見たことはありませんか?
ここでいう「社会人経験」というのは、学校を卒業した後に就業した経験のことです。
アルバイトも含まれますが、正社員として働いた年月数のみを指す場合もあります。
そうなると、社会人経験が必要な求人には応募できなくなってしまいますよね。
それに、アルバイトには任せられなくても正社員なら任せられる、という仕事もあります。
スキル面でも将来性が高いのは正社員です。
ここで勘違いして欲しくないのは、アルバイトだから悪いというわけではありません。
あくまでも、正社員と比べた場合の話です。
将来のことを考えるなら、選択肢を広げるという意味でも正社員を選ぶのが得策そうですね。
では、アルバイトではなく正社員に求められることはなんでしょうか。
最初に書いた通り、社員とアルバイトの大きな違いは「責任」です。
正社員として必要なものは色々あります。
ですが、一番必要なのは「正社員になりたい」という意思とやる気です。
正社員になりたい場合はなぜ正社員になりたいのか。
なぜアルバイトではダメなのかを明確にしておきましょう。
まず、飲食関係の資格には「接客関係」と「調理関係」のものがあります。
しかし、どちらも資格を必ず取得しなければならないというものではありません。
じゃあ資格なんて取ってもとらなくて変わらないの?
そんなことはありません。
資格をとることで仕事を選べる幅も広がりますし、採用率も変わってきます。
でも、世の中にはたくさんの資格がありますよね。
変わり種でいくと、お好み焼き検定、薬膳コーディネーター、ヨーグルトソムリエなんてものもあります。
もうここまで行くとネタ枠ですね。
取得しても、正直就活で役にたつ機会はあまりないでしょう。
そこで今回は実際に取得することで役に立つ資格をまとめみました。
調理師免許とは、調理技術や食に関する知識を証明する国家資格です。
もちろん免許を持っていなくても飲食店に就職することはできます。
ただ、土日お休みで調理のお仕事がしたい!
そんな方は、ぜひ調理師免許を持っておくことをオススメします。
なぜなら調理師免許を持っていると、小中学校や幼稚園などの給食を作るお仕事に就くのに有利だからです。
学校は基本的に土日お休みなので、もちろん調理師の方もお休みになります。
土日祝ちゃんとお休みが取れるのは嬉しいですよね。
加えて学校なので、お子さんがいる社員さんもたくさんおり、融通のきく職場も多いです。
調理師免許を取得するためには大きく分けて二つの方法があります。
まず一つ目が、大学などの養成施設で学び、卒業することです。
卒業後、都道府県知事に申請することにより調理師試験を受けず免許を取得することができます。
二つ目の方法が、実務経験を積んで調理師試験を受けるという方法です。
飲食店で2年以上の調理経験を積んだ上で、調理師試験を受けて合格すると調理師免許を取得することができます。
どちらが自分に合うかを考えた上で選びましょう。
栄養士・管理栄養士とは食と栄養の知識を証明する国家資格です。
では、同じ国家資格なのに違いはどこなのか・・・・
色々ありますが、まず管理栄養士は、厚生労働大臣の免許を受けた資格です。
学校を卒業して試験に合格しないと資格がもらえません。
資格を取ると、健康な人はもちろんですが、傷病者、病気を患っている方などに対して栄養指導を行うことができます。
例えば、病院の献立などがそうですね。
一方、栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格です。
栄養士養成施設を卒業すると、資格が取得することができます。
栄養士は、健康な人を対象に指導を行えます。
例えば、小中学の給食などのメニュー作りは栄養士の方が行なっています。
ですが、傷病者、病気を患っている方などに対しては栄養指導を行えません。
つまり、栄養士・管理栄養士の資格を持っていると、調理だけでなく指導やメニュー開発にも関われるものです。
選択肢の幅を広げるためにもオススメですが、栄養士も管理栄養士も専門学校を卒業する必要がありますので時間の確保は必須になりそうですね。
飲食業で正社員になりたい場合、正社員になる方法は大きく分けて2つあります。
正直、特別こだわりがない限り、転職エージェントに登録したほうがいいです。
理由は色々ありますが、そのほうが早いですし確実に正社員になれます。
「ここじゃないとイヤだ!」
「働きたいお店が個人店でアルバイトからしか採用してない」
そういう場合は、もう誘いが来るのを待つしかありません。
次の項目では、転職エージェントに登録して正社員になる方法を説明していきます。
正社員になるためには転職エージェントに登録する必要があります。
ですが、最初から1つに絞るのではなく、初めての方は複数のサイトに登録しておきましょう。
なぜなら、受けられるサービス、求人の質、キャリアカウンセラーの相性など一口に転職エージェントといってもそれぞれ違いがあるからです。
ここでは、全く希望の求人を紹介してくれなかったけど、違う転職エージェントを使ったら希望の職業に転職できた!なんて話も珍しくありません。
転職活動には「これが良い!」という絶対的な正解はありません。
あなたに合う転職エージェントを探すには、とりあえず色々なエージェントに登録してみる必要があります。
でも、色々なエージェントといっても数がありすぎてどこに登録すればいいの?
そう思った方も多いのではないでしょうか。
今回は「転職エージェント」と「転職サイト」の違いや、エージェントのタイプをそれぞれ書いてみました。
ぜひ選ぶときの参考にしてみてくださいね。
転職エージェントと転職サイトの違いは一言で言うと、サポートをしてくれる仲介者の有無です。
転職サイトとは、さまざま企業の求人広告が集まっているサイトのことであり、選考対策などは自分でしなければなりません。
一方、転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。履歴書の作成や、面接対策など過去の実績などをもとに相性の良い求人の選考サポートまでしてくれます。
以下、有名なエージェントと転職サイトを、いくつか挙げさせていただきます。ぜひ探すときの参考にしてみてください。
転職エージェント
株式会社リクルートホールディングス
「まだ、ここにない、出会い。」でお馴染みの企業様ですよね。
総合的な人材系のサービス事業を行う企業様で、なんと日本だけでなく欧州や米国といった世界各国でサービスを展開しています。
株式会社マイナビ
こちらもリクルートグループと同じ大手の企業様です。
求人案件20万件以上。
国内最大級のアルバイト求人情報サイトで、求人募集から応募者の対応・管理まで、一気通貫で企業や店舗の採用活動をサポートしています。
転職サイト
求人ボックス
こちら食べログなどでお馴染みのカカクコムが運営しています。
求人に特化した検索エンジンです。職種や地域を入力することで求人を調べることができます。
Indeed
こちらリクルートホールディングスが運営する検索エンジンです。
求人ボックスと同じく、職種や地域を入力することで求人を調べることができます。
転職エージェントごとで受けられるサービスには大きな違いがあります。
例えば、さまざまなイベントや入社後のアフタフォロー、履歴書の作成までカウンセラーが作成を手伝ってくれるサービスなどなど。
また、転職エージェントによって「20代専用」「30代専用」といった特定の年齢に対してのサービスを中心に行なっている企業もあります。20代なのに40代用の求人を紹介される・・・・なんてこともあり得るので注意が必要です。
サービスの詳細は、各企業のホームページから確認できます。
総合型とは、名前のとおり、ほぼすべての業種・職種についての案件を扱っている転職エージェントのことです。
対して特化型とは、IT、飲食、医療などの「業界特化型」や、とある地域の求人のみを扱う「地域特化型」といった、特定の求人を多く保有する転職エージェントのことです。
憧れの職業、働いてみたい業界がある方は、とりあえず総合型と特化型の両方登録してみるのも選択の1つかもしれません。
会員登録するためには以下の情報が必要になります。
履歴書・職務経歴書が必要な場合もありますが、一緒に作成してくれるエージェントもありますので、基本はこれだけわかれば大丈夫です。
転職エージェントに登録したら、メールや電話などで連絡が来ると思います。
そこで、キャリアカンセラーにカウンセリングして貰ったのち、カウンセラーから求人を紹介してもらう流れになります。
転職の軸やどんな職に就きたいか相談することができるので、何もわからない方は、とりあえず登録することをおすすめします。
ここで面接に必要な書類を作成します。
といっても、転職活動で必要な書類は主に下記の2点だけ。
中にはポートフォリオが必要な場合もありますが、それも含めて相談してみてください。
書類を作成し、書類選考が通ったら面接の練習をします。
ここでよく聞かれる質問
などのアドバイスや改善案を提案してくれます。
面接に関する不安や、疑問点などはこの時に聞きましょう。
内定したらカウンセラーから連絡があります。
中には、転職してからのアフターフォローまでしてくれるエージェントも。
転職後に不安がある方は、そういったサービスのあるエージェントを調べて登録するのがおすすめです。
いかがでしたか?
正社員とアルバイトの違い。
正社員になる方法などをザックリとまとめました。
「正社員とアルバイトのどっちを選べばいいの?」
「今はアルバイトだけど正社員として働くにはどうすればいいの?」
「逆に今は正社員だけどアルバイトに戻りたい!でも何が違うのかわからない!」
などなど、少しでも皆さんの悩みの参考になれば嬉しいです。
ちなみに正社員になりたくて転職サイトに登録しようと思っているアナタ!
コーディアルは飲食専門の転職エージェントです。
転職したことないけど大丈夫かな・・・と思っている方でも安心安全。
1つ1つの求人情報を正確に把握しているので、あなたにぴったりの求人をおすすめすることができます!
この機会にぜひ登録してみてくださいね。