飲食の仕事をやめたい・・・・でも、転職する方法がわからない!
「そもそも、飲食の経験しかなくても転職できるの?」
「未経験でも本当に大丈夫?」
そう思っている方もいるのではないでしょうか?
飲食業界で働きながら転職を考えている人は少なくありません。本記事では、転職したいと考える理由を分析しつつ、業界で培った経験や知識を活かせる職種・業界を紹介させていただきます。
まずは、転職する前に「やめたい理由」を明確にしておきましょう。
転職理由は面接で志望動機や自己PRと並んで必ず聞かれる重要質問です。
企業の方にどうやって伝えるかは後ほど考えるとしても、どうして転職をしたいのかは先に自分の中で明確化させておきましょう。
飲食業界から他の業界に転職したい理由をいくつか上げさせていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。
理由が明確であれば、ここは読み飛ばしてしまって構いません。
飲食業界は基本的にシフト制で休みが安定しません。
出勤する時間がバラバラだと、リズムが乱れやすく生活も不規則なってしまうのではないでしょうか。
友達がカレンダー通りの休みだと、予定が合わず遊びに行けないなんてこもあるでしょう。
そういうことが続くとモチベーションも低下してしまいますよね。
飲食店は基本的に長時間なことに加えて立って仕事がほとんどです。
例えば、ランチ、ディナーを営業しているレストランであれば、少なくとも数時間前から出勤。ディナーの営業時間は、22〜24時であることが一般的ですから、後片付けなどもすることを考慮すると終電で帰れるかどうかギリギリという時間になってしまいます。
そう考えると、定年まで飲食業で働くのは少し大変かもしれませんね。
飲食業界では、高校生や大学生といった若年層から子育てを終えたミドル層、シニア層まで、幅広い年代の人が働いています。
お店の業務をスムーズにこなすには、全員で役割分担をしつつ協力して仕事を進める必要があります。
例えコミュニケーションが苦手でなくても、ジェネレーションギャップなどで悩むのではないでしょうか。人間関係の不和は、退職・転職の理由として非常に大きなものです。
飲食店でしか働いたことがないと、「自分にはどんなスキルがあるのかな?」という不安を感じる人も多いでしょう。
未経験だし転職なんてできないんじゃないか・・・・そんなことは決してありません。
今回はどんなスキルが重宝されるのかを紹介します。
どんな仕事をするにしてもコミュニケーション能力は欠かせないものです。
飲食店では、お客様に接する機会が多いのはもちろんですが、幅広い年代のスタッフが働いており積極的にコミュニケーションを取ってチームで仕事を進めていく必要があります。
不特定多数のお客様や世代の違う同僚に接してきた経験は幅広い業種で役に立ちます。
また、困っているお客様に声をかける、水のおかわりや取り皿など必要なものを提供するといった、顧客が求めていることを細やかに察することができるというのも重宝される能力です。
飲食業はお客様の前に出る仕事ですので、礼儀作法や身だしなみ、丁寧な言葉遣いやその場にふさわしいふるまいが自然と身につきます。
こういったことは、他業種では「ビジネスの基本が身についている」と評価されることが少なくありません。
例えば、営業職では相手に好印象を与えることが重要ですし、事務職でも電話の応対や来客の案内といった仕事があります。
自社の社長や重要な来客に接する機会も出てくるでしょう。どのような職種でも様々なシーンで役に立つスキルであるといえるでしょう。
飲食店では、苦手な同僚とはできる限り距離を置く、一部の人としか口をきかないといったワンマンな働き方はほぼできません。
現場がスムーズに回ることを最優先する、仲間と協力できる、歩調を合わせられるという能力は、他業種でも大きな強みとなります。上司を助けたり部下をまとめたりと、その場で求められている役割をこなしつつワンチームで働ける協調性は、どんな職場でも歓迎されます。
食材や調理に関する知識は、飲食業界で働いているからこそ得られる知識です。
例えば、カフェで働けばコーヒーなどに詳しくなりますし、焼き肉店で働けば食肉に関する知識が付きます。知識を活かして食品販売店や食品メーカーに転職する、グルメライターになる、といった働き方の可能性もあります。食品に関係する業界に転職する際は有利になるでしょう。
また、調理師免許や栄養士の資格を持っていれば、資格を活かしつつ料理教室や介護施設の調理といった他業種で働くことも可能です。
「調理だけしたいのに、飲食店では接客もやらなくてはいけない」という悩みを持っているのなら、調理に専念できる職場を選ぶのも選択肢のひとつにあがってくるでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
未経験の業界や職種でも、飲食業で培ったスキルを活かして働ける職場はたくさんあります。ここでは一例を紹介しますので、ぜひお仕事探しの参考にしてください。
長々とお待たせいたしました。
ITと飲食なんてなんの繋がりないんじゃない?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
コミニュケーション能力など今まで培ってきた経験が役に立つはずです。
今後もインターネットが存在する限りIT業界がなくなることはありません。また、近年では5Gの登場により、市場にも変化が生まれています。
なんだか難しそう・・・・・と思われがちですが。
テスターなど未経験からでもチャレンジできる仕事はたくさんあります。
飲食業界と同じく人材不足で深刻なのが介護業界です。
介護業界は資格が必須と思われがちですが、まずは無資格でも就労可能な「介護助手」という仕事で、経験を積みながら資格取得を目指すこともできます。
給与が少なくなる可能性はありますが、飲食業界ほどの労働時間、勤務日数になることは稀です。人とのコミュニケーションが好きな方に向いています。
給与を増やすためにも多くの内定を獲得したいのであれば、あらかじめ介護関連の資格を取得しておくとよいでしょう。
教育業界は、飲食の経験を比較的活かしやすい業界です。
例えば、飲食店の管理ポジション(店長やマネージャー)で働いていた場合、スタッフやアルバイトの教育にも力を入れていたと思います。
「人を教育することにやりがいを感じる」「何かを教えるのが好き」「スタッフたちが成長していく姿を見るのが楽しい」という方は、教育業界でも飲食業界で学んだことを活かして活躍できる可能性が高いでしょう。
求人が多い職場でいうと、学習塾や資格スクールなどがあげられます。
未経験だから転職できない・・・・なんてことは決してありません。
飲食業界で得た経験は他では得難い知識であり、そのスキルや経験などは就職活動でも有利になります。
自分がどんな業界へ転職したいのか、何が好きなのか、何が向いているのか、本記事を参考に自分のスキルと経歴に合った理想のお仕事を探してみてはいかがでしょうか。
飲食業界から、または飲食業界への転職を考えているなら株式会社コーディアルにご相談ください。
希望に合ったお仕事をご提案させていただきます。